graphzero(グラフゼロ)倉敷・児島発 デニムブランド
バッグ・ストール
国産ジーンズの発祥の地で、世界屈指のジーンズ生産地でもある、岡山県倉敷市の児島地域。この地で2004年春に設立された【グラフゼロ】は、大手では採算に合わない手作業の染色、色落ち加工を施したオリジナルジーンズで注目されている、新進のデニムブランド。
グラフゼロは、倉敷・児島の生地屋に生まれた現代表・鈴木徹也さんの「児島発のデニムブランドをつくらないか」と、現地のジーンズ職人たちに呼びかけたことに始まります。その提案に応じ、生地・縫製・染め・加工にいたるまで、ジーンズづくりに精通したメンバーが結集し、グラフゼロが誕生します。
メンバーが出しあった80万円を元手に始まったグラフゼロは、その希少性やデザイン性の高さで、ジーンズマニアを中心に注目されはじめます。そして、ブランド設立から2年も経たないうちに、ファッション雑誌、テレビやラジオのほか、日経MJ(日経流通新聞)や繊研新聞といった業界誌でも大きく紹介されるにいたります。
児島の生地・縫製・染め・加工の若手職人たちが結集して誕生したグラフゼロは、他のブランドでは見られない、特殊な運営形態をとっています。
グラフゼロのメンバーたちは、グラフゼロの売上から自分たちの人件費を取っていません。なぜそんなことが可能なのか?グラフゼロのデニムのクオリティの高さに目をつけたブランドやメーカーから、それぞれが生地、染色、加工の受注を取り、それぞれの「本業」を伸ばしているからです。グラフゼロの販売で得た収益は、全て次のものづくりに投入できるために、高いクオリティとリーズナブルな価格、誰にも媚びないものづくりを同時に実現しているのです。
「グラフゼロ」というブランド名には、「グラフのゼロ地点からものづくりを始める」という意味がこめられています。ジーンズ生産の最も川上に位置するメンバーたちは、ジーンズの最新トレンドをいち早く知り、最先端のものづくりに取り組んでいます。職人の手作業ならではの味と深みが感じられるオリジナルジーンズのほか、素材・縫製にこだわった定番デニムやTシャツ、トップスだけでなく、ストールやバッグなども次々と生み出しています。
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