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クラフトカフェ WEB本店

つくり手の想い・技術がこめられた
ジーンズ・Tシャツ・アクセサリー・手作り腕時計など…
職人&作家ブランドのセレクトショップです。

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ブランド

graphzero(グラフゼロ)−倉敷・児島の新進デニムブランド!鈴木徹也さんほか、ジーンズの生地・染色・加工のプロたちが結集して手がける、オリジナルジーンズ、トップス
graphzero(グラフゼロ)
ジーンズ / トップス / etc.
レディース
BLUE LOOM(ブルールーム)−倉敷・児島の新進デニムブランドgraphzeroを手がけるチームによるレディース服ブランド
BLUE LOOM(ブルールーム)
レディース・メンズ
禅(ZEN)−京でん代表・竜田昌雄さんがプロデュースする京都発和柄ブランド。連綿と継承されてきた京友禅や染色の匠の技を、手描きジーンズや手染めTシャツなど、ファッションを通じて発信
"禅" 京都発和柄ブランド
ジーンズ / トップス / etc.
YoriTo(ヨリート)−日本古来の伝統文化を過去から現代へ…日本伝統の染色技法や素材を生かした、新しい「和」のファッションブランド。京都発ブランド「禅」「達磨」を手がける京でんが展開
YoriTo(ヨリート)
ボトムス・トップス
「繭」−創業から100年以上の歴史のある京友禅の老舗・丸益西村屋さんが手がける、実際に使用されてきた伝統柄を生かした手染め和柄Tシャツ・草木染めジーンズ
京友禅 丸益西村屋「繭」
Tシャツ / 長袖 / ボトムス
京都の天然染め工房 手染メ屋・青木正明さんのオーガニックコットン天然染めTシャツ、天然染めジーンズ・ボトムス。天然染料の優しい色あいに癒されます!
手染メ屋 天然染め工房
半袖/ 長袖/ ボトムス/ etc.
銀工房AramaRoots(アラマルーツ)−京都・大山崎のシルバーアクセサリー作家・加藤心姿さんが手がけるブランド。手の込んだギミックを組み込んだアクセサリーや京都の和柄を生かしたアクセサリーを展開
銀工房AramaRoots
シルバーアクセ / 和柄ノ京銀
碧(あお)−京都に息づく手描き京友禅の伝統と、現代的な感性と技術が融合した和柄手描き服ブランド
碧(あお)
和柄 手描き・手染め服
GEN SENCE(ゲンセンス)−京都に息づく手描き京友禅の伝統と、現代的な感性と技術が融合した和柄手描き&リメイク服ブランド
GEN SENCE
和柄手描き&リメイク服
SEED 絵師・杉田扶実子−日本画の伝統や技術を確かに受け継ぎつつ、どこかに「遊び心」を加えた独自の作風の和柄手描きTシャツ・トップス
SEED 絵師・杉田扶実子
和柄手描きTシャツ/パーカー
saya1003−きものデザイナー・岩野沙綾香さんによる、やわらかな色調とタッチで描かれた、創作和柄の手描きTシャツ!
saya1003 岩野沙綾香
和柄手描きTシャツ
rolca on the notes(ロルカ オン ザ ノーツ)−倉敷・児島のナチュラル普段着ブランド!オーガニックコットンや上質のリネンなどナチュラル素材を使用したトップス・ワンピース・スカート・ボトムス
rolca on the notes
ワンピ /トップス /ボトムス
waltz for rolca
DEEP BLUE(ディープブルー)−倉敷・児島のレディースデニムブランド!穿くたびに、着るたびに身体になじみ、その人だけの色あいに変わっていく…日常に寄り添う服づくり
DEEP BLUE
ボトムス / トップス
備中倉敷工房−ジーンズの本場・倉敷ならではのインディゴ染めのほか、本藍染めや黒檀染めといった天然染め、刺子などの伝統的な生地など、「次なる伝統」を意識した技法・素材を生かした服づくり
備中倉敷工房
ボトムス・トップス
KS(ケーエス)−日本の手作り腕時計の先駆者、JHA・日本手作り腕時計協会代表 時計作家 篠原康治さんの手作り腕時計
"KS" JHA代表・篠原康治
手作り腕時計
渡辺工房−時計作家・渡辺正明さんが手がける、手作りならではの味わい深い表情、温かみがあふれた腕時計・懐中時計作品。素材には真鍮やシルバーを用いています
渡辺工房
渡辺正明・手作り腕時計
“GaTa”watch smith−時計作家・潟口真功さんが手がける、真鍮やシルバー、銅といった金属を手作業で加工し組み上げた、重厚感あふれる手作り腕時計
"GaTa"watch smith
潟口真功・手作り腕時計
joie infinie design(ジョイ アンフィニィ デザイン)−“終わらない喜びを創り出す”…そんな想いを込めて制作された、大護慎太郎さんによる手作り腕時計
joie infinie design
大護慎太郎・手作り腕時計
A STORY TOKYO(ア・ストーリー・トウキョウ)−デザイナー・柳井幸平さんによる手作り感を大切にした腕時計ブランド
A STORY TOKYO
手作り腕時計
GENSO(ゲンソウ)−デザイナー・柳井幸平さんによる、夢を追いかける人に向けて制作したレトロでアンティークな腕時計ブランド
GENSO(ゲンソウ)
手作り腕時計
Gothic Laboratory(ゴシックラボラトリー)−デザイナー・柳井幸平さんによる“remaining time〜残された時間〜”がコンセプトの手作り時計ブランド
Gothic Laboratory
手作り腕時計
Mari Goto(マリゴトー)−「かっこいい」と「かわいい」の共存がコンセプトの、時計作家・後藤麻理さんによる手作り腕時計
Mari Goto(マリゴトー)
後藤麻理・手作り腕時計
ARKRAFT(アークラフト)−時計作家・新木秀和さんが手がける、腕時計の伝統的・普遍的デザインを踏襲しつつ、手作りならではの味わいや温かみを融合させることを常に意識して制作された手作り時計ブランド
ARKRAFT(アークラフト)
新木秀和・手作り腕時計
ipsilon(イプシロン)−「一瞬の感覚を大切にし、その瞬間の感性で形にする」−時計作家・ヤマダヨウコさんによる手作り時計ブランド
ipsilon(イプシロン)
ヤマダヨウコ・手作り腕時計
vie(ヴィー)−滋賀のアクセサリー工房が新たなオリジナルブランドとして立ち上げた、カジュアルでお手頃価格が魅力の手作り腕時計
vie(ヴィー)
手作り腕時計
poussette(プセット)−がまぐち作家・小川大介さんが希少な輸入生地やデッドストック生地を独自の感性でセレクトして制作した、がまぐち・がまぐちバッグ
poussette(プセット)
がまぐち / がまぐちバッグ
革工房PARLEY(パーリィー)−厳選された上質な革素材と、その素材感を生かす職人の技術で、シンプルでありながら存在感のある革製品を制作
革工房PARLEY(パーリィー)
レザー製財布・バッグ・小物
達磨(だるま)−本印傳や本藍染め・柿渋染めを施したレザーなど、「和」の伝統と文化を織り交ぜた素材を用いて、ウォレットや革小物を中心に展開
達磨(だるま)
革財布・和小物
『お客様の誇りになる物創り』をコンセプトに日本製にこだわりながら、革小物を中心に展開するブランド”COTOCUL”(コトカル)。
COTOCUL(コトカル)
革財布・革小物
garage(ガラージ)−ダブルガーゼシャツをメインに、デザイン・パターン・縫製・染色など、服づくりの工程ほぼ全てを自ら手がけるガーゼ服工房
garage(ガラージ)
ふわふわ手作りガーゼ服
biancabianca(ビアンカビアンカ)− キャンドル作家・秋澤真衣子さんの手作りキャンドル。空や海、惑星などがモチーフのインテリアにもぴったりなキャンドルを制作されています。
biancabianca 秋澤真衣子
手作りキャンドル
nuri candle(ヌリ キャンドル)− キャンドル作家・福間乃梨子さんの手作りキャンドル。幻想的な絵本のような世界観のキャンドルを制作されています
nuri candle 福間乃梨子
手作りキャンドル
ORGANIC GARDEN(オーガニックガーデン)−オーガニックコットン(有機栽培綿)を使用し、脚を優しく包んでくれる靴下たち…「靴下の街」奈良県広陵町生まれのブランド
ORGANIC GARDEN
オーガニックコットンの靴下
IMPROVE MYSELF(インプルーブ マイセルフ)−東京・北千住にて、シブヤ製靴の桑原孝昌さんがデザインする、革靴・レザーシューズ・レザーブーツの町工場ブランド。
IMPROVE MYSELF
革靴・レザーブーツ
Dady(ダディ)−革製品の集積地である東京・元浅草にて、レザーベルトやウォレットを中心に手がける三竹産業さんの町工場ブランド。
Dady(ダディ)
レザーベルト・ウォレット
ANNAK(アナック)−オリジナルの洗い加工、手縫い、手磨きなどの丁寧なハンドワークで仕上げたレザーウォレット、レザーベルトなどを展開する、東京・元浅草の三竹産業さんの町工場ブランド。
ANNAK(アナック)
レザーウォレット・ベルト
sasakihitomi アクセサリー作家・佐々木ひとみ−生き生きとした動物・自然をモチーフにした、女性らしくノスタルジックな雰囲気の手作りアクセサリー・ピアス・ネックレス・リング
sasakihitomi 佐々木ひとみ
手作りアクセサリー
“sasakihitomi”佐々木ひとみさんと加藤由将さんの2人のアクセサリー作家によるヘアアクセサリーブランド「二月」(ふたつき)
二月(ふたつき)
手作りヘアアクセサリー
エス 三浦砂織−透かし彫りなどの技法によって桜や蓮を表現した、優雅で繊細な和柄手作りアクセサリー・ネックレス・ピアス・リング・指輪
エス 三浦砂織
和柄手作りアクセサリー
haru nomura 草木染め作家・野村春花−茜や藍、柘榴、ログウッドなどの天然染料で染めたバッグ、ウッドビーズのアクセサリー・ネックレス・ブレスレット・ピアス・イヤリング
haru nomura 野村春花
草木染めバッグ・アクセ
moge(モゲ)山口光司−コンセプトは“身に着けるだけで優しい気持ちになれる、心につけるジュエリー”。月や星々、ネコやカエル、ラクダ、ゾウ、キリンといった動物たちがモチーフの手作りアクセサリー・ネックレス・リング・指輪
moge 山口光司
手作りアクセサリー
DECOvienya(デコヴィーニャ) 手作りアクセサリー ― 動物たちが日々直面している現実を、リアルにかわいく、時にはブラックなユーモアを交えて形にしたアクセサリーブランド
DECOvienya
手作りアクセサリー
Ventriloquist(ヴェントリロクィスト) ― 根本貴史さん・伊藤里恵子さんのデザインユニットが手がける、レザーや藍染めニットのがまぐちバッグ、レディースウェア
Ventriloquist
がまぐちバッグ
工房織座 ― 愛媛県今治市にて、昔ながらの織り機を改良し、独自の織りを追求して制作された、ストール・マフラー・キャップ・帽子
kobooriza−工房織座−
ストール・マフラー・帽子
MOUNTAIN DA CHERRY(マウンテン ダ チェリー) ― 岡山県倉敷産の帆布を使用したトートバッグ・かばん・巾着
MOUNTAIN DA CHERRY
倉敷帆布のトートバッグ
ウールのバッグ フェルトのバッグ ニット編みのバッグ
POUR LA PAIX
ウール素材のバッグ
PEARL FISHER(パールフィッシャー)−バッグ作家・西周さつきさんが手がける帆布とレザーのトートバッグ・ショルダーバッグ・ボストンバッグ
PEARL FISHER
帆布とレザーの手作りバッグ
Lano(ラノ)−アクセサリー作家の平野朋晃さん・平野未央さんが手がける、真鍮と天然石の手作りアクセサリー・ピアス・ネックレス・リング・ブレスレット・手作り腕時計
Lano(ラノ)
真鍮と天然石のアクセサリー
marship(マーシップ) ―アクセサリー作家・沼尻慧(ぬまじり・さとい)さんが手がける、「秘密の森」に住む動物・植物たちをモチーフにした手作りアクセサリー・ネックレス・リング・指輪
marship(マーシップ)
動物・植物のアクセサリー
ブロンズ造形作家・コイズミタダシさんが手がける、コビトのブロンズオブジェ・ブックマーク・ネックレス・リング
造形作家・コイズミタダシ
コビトのオブジェ・アクセ
アクセサリー作家・磯 俊宏さんが手がける、雑貨やファッション小物をミニチュアにしたようなネックレス・リング・ピアス
small right
ミニチュア小物アクセ
おりがみトート−日本一の帆布の産地・倉敷の帆布職人さん、デニム職人さんたちのご協力を得て、生地から特注して制作していただいた、当店オリジナルのトートバッグ
おりがみトート
舟形トート / リベットトート
東京・高円寺にて中野貴臣さんが手がける手作り腕時計ブランド“cota”(コタ)。アクセサリー制作の技術を応用して、真鍮やシルバーなどの素材でほとんどのパーツを手作りで制作した手作り腕時計・手作り懐中時計
cota(コタ)
中野貴臣・手作り腕時計
pure blue japan(ピュアブルージャパン)−国産ジーンズの本場である倉敷・児島にて、ジーンズをメインに展開するブランド。染色手法や素材、織りを工夫し、様々な「ブルー」を表現!
pure blue japan
ジーンズ / トップス
MIZRA(ミズラ)−拠点とする京都の伝統、文化を肌で感じながら、高度な生地加工や染色、グラフィックによる表現を駆使し、素材に独自の表情を加えたリアルクローズ
MIZRA(ミズラ)
ボトムス / トップス / etc.
京都発デニムブランド mizra(ミズラ)−「和的洋装」をコンセプトに、日本伝統の染色・伝統工芸の技術と、独自の生地加工技術を融合させたジーンズやトップスなどを手がける京都発ブランド
mizra(ミズラ)
ジーンズ / トップス
mellow out(メロウアウト)− グラフィックデザイナー・籾山佳範さんが手がけるオリジナルブランド。ポップでクールなデザインの中に、さりげなく心にひびくメッセージもちりばめたTシャツ
mellow out
デザインTシャツ
絵師・冬奇(ふゆき)−京都を拠点に活動する京友禅絵師にしてアーティスト。日本画や京都の伝統技術と独自の感性を融合させた作品も制作されています。
絵師・冬奇
絵画作品

インフォメーション


営業日カレンダー
営業時間:平日10:00〜18:00
TEL:075-646-1330
Email:support@craftcafe.co.jp
クラフトカフェ トップ取り扱いブランド一覧商品・作品カテゴリー一覧
手染メ屋 天然染めTシャツ・トップス 半袖Tシャツ・トップス 長袖ジーンズ・ボトムスストール・前掛け
作り手インタビュー 手染メ屋 青木正明さん

手染メ屋
吊り天竺オーガニックTシャツ・吊り編み機について



吊編み機はニット製品が工業的に出てきた明治の時代から昭和30年代頃までずっと活躍していた編み機です。その後、編みの速度が遅く生産効率が上がらないため後続の新しい機械にどんどんその場を奪われてきました。

そして、現在ではその機械はおろか使い方の知っている職人さんも一握りに。部品なんかも全て昭和の時代に製造中止になっているので新しく機械を作ることが出来ません。古い機械を、更に古い部品取り用の機械から必要なパーツを取って調整して修理・メンテナンスする、といった状態だそうです。

そんな前近代的な機械を200台もキープして大事に使っておられるのが、カネキチ工業さんです。
なんでそんな古くて遅い機械を今でも大切に使っておられるのか・・・
古いから、遅いからいいんじゃないんです・・・
単なる懐古主義ではありません・・・
吊編み機でないと出来ない編地があるからです!

自分好みの究極のTシャツを追究し続ける青木さんが、最後にたどり着いた吊り編み天竺Tシャツ!
その吊編み機ならではのポイントをどうぞ!


吊り編み機が工場の木の梁に鉄柱で据え付けられています。この鉄柱で固定されているだけです。つまり、木の梁に「吊られている」から吊り編み機。写真ではわかりませんが、下は地面から浮いています。この機械でだいたい直径80cm位で、コンパクトです。上の梁とのジョイント部分のねじを外せば付け替え可能です。工場に取り付けられるのは90台ほどえすが、バックヤードに次の出番を待つ吊り編み機が110台ほど待機しています。

こちらは吊編み機の給糸部分。画像の右側にコーン状の糸が2つあります。これから糸が出ているだけです。そう!糸2本だけです!吊編み機は1〜4本位までしか一度に糸を供給できません。だから、下の丸い円柱が一周しても糸1〜4本分の太さしか編めないのです・・・。編地にも寄りますが1反編むのに2〜3日かかるそうです。また、編み機の右側にある丸い円盤上の部分を「へそ」と言います。このへそ部で編地を作っています。


へそに糸が送り込まれている画像です。へそに付いているへそ板と、回る本体についている横向きの針(ヒゲ針)に乗っかった糸がへそ部で重なって天竺目が出来ていきます。画像ではわかりませんが・・・。この編みの工程で糸にはほとんどテンションがかかりません。現代主流になっているシンカー丸編み機などは針が上下に動いて糸を引っ張ってループを作って編目を形成しますが、吊編み機は糸に力をかけないので糸のふっくら感が失われないまま編地に仕上がるんです。

これは現在の最新式高速シンカー丸編み機です。糸が上から縦横無尽に下の編み部分に下りています。だいたい40〜60本位の糸が一度に下りていて、それが一度に編まれます。下のドラムのような丸い円柱がぐるっと回ってどんどん編みます。だから、ドラムが一周すると糸40〜60本分の太さだけ生地が出来上がります。この糸のテンションとか送り込み量などを精密に制御できます。素晴らしい編み機械です!


横向きの針(ヒゲ針)一本一本に糸が引っかかってます。これは前の周にへそ板で乗せられた糸です。今からまたへそ部に侵入して次の糸と交差してこの針の上の糸ひとつひとつがまた編目になります。その時糸はこれ以上引っ張られません。現代の編み機は上向きの針のかぎ状の部分に糸を引っ掛け、それが上下に動いて次の糸をまた引っ掛けて編地を作ります。すなわち糸が強く引っ張られた状態で編地が出来てしまう。編む工程で糸に力を加えるか加えないかが、後の生地の風合いに大きく関わってきます。この構造上の仕組みが吊編み機と今の機械では全く違うんです。

吊編み機の全体像。編まれた生地は下にどんどんたまっていきます。これは生地の自重で落ちるだけ。画像はありませんが、現代の編み機は綺麗に巻き取ってしまいます。これは巻き取ったほうが後で扱いやすいからです。でも、巻き取るには生地を引っ張らなければいけません。そう、吊編み機は編み上がった生地にも全く力をかけません。下にたまった吊編み機の生地は畳んだり荷造りするのにちょっと大変です。でも、その苦労をする代わりに生地がリラックスした状態で仕上がります。すなわち、吊編み機は糸や生地に最後まで余計な負荷をかけずにゆっくりふっくら編んでくれる機械なんです。


再びヒゲ針に糸がかかっている画像です。綺麗に揃ってますよね。このヒゲ針が等間隔で完全に水平になっていることが、アナログで頑固なこの吊編み機に良い仕事をしてもらう必須条件なのだそうです。で、これ、職人さんが目分量で調整して針を機械につけるそうです!!昔の機械だから交換可能なプログラムなんてなくて、全部人の手、人の感覚らしいです。一つの編み機に1000本以上あるんですヨ、このヒゲ針。すごいです・・・。

工場の裏で次の出番を待つ吊編み機たち・・・稼動しているものとこのバックヤードで計200台ほどの吊編み機をお持ちだそうです。全国各地の編み屋さんから集めてここまで揃ったらしいですが、「まだ足りない、もっと欲しい」んですって。最近では使い方がわからなくなったあちこちの編み屋さんがカネキチさんの噂を耳にしてわざわざ持ち込んできてくれるところもあるらしいです。素晴らしいですね!


手染メ屋 店主 青木正明さん プロフィール


手染メ屋 店主 青木正明さん
1967年 三重県生まれ、東京育ち
1991年 東京大学医学部保険学科卒業
(株)ワコール入社、京都に移る
1995年 商品企画を通じ、廣田益久氏の主宰する『益久染織研究所』とお付き合いが始まる。
2000年 (株)ワコールを退社。『益久染織研究所』で天然染料による糸染めの研鑚を積む。
古代染色の大家、前田雨城氏の個展を手伝い、その作品に衝撃を受ける。
2002年 益久染織研究所を1年9ヶ月勤めた後、独立。
京都市にて『手染メ屋』開業。
2009年 京都造形芸術大学美術工芸学科の非常勤講師に着任。
2014年 京都造形芸術大学歴史遺産学科の非常勤講師を兼任。

手染メ屋さんのアイテム一覧

手染メ屋−オーガニックコットン×天然染料手染メTシャツ 半袖−
手染メ屋さんの半袖トップス
手染メ屋−オーガニックコットン×天然染料手染メTシャツ 長袖−
手染メ屋さんの長袖トップス
手染め帆布カーゴパンツ・手染めヘンプシータパンツ・手染メ-ZEROジーンズ
酒屋さん風前掛け
ボトムス・スカート・ジーンズ
オーガニックコットンガーゼストール・前掛けー
ストール・前掛け
手染メ屋 天然染料によるオーガニックコットンのオリジナル手染めTシャツ お取扱い注意&無料染め重ねサービスについて
天然染めアイテムのお取扱いと
無料染め重ねサービスについて
ふんわり・やわらか!手染メ屋のこだわり吊り編み天竺のTシャツ生地ができるまで
手染メ屋さんの吊り編み天竺Tシャツ生地が
できるまで


クラフトカフェ トップ取り扱いブランド一覧商品・作品カテゴリー一覧
手染メ屋 天然染めTシャツ・トップス 半袖Tシャツ・トップス 長袖ジーンズ・ボトムスストール・前掛け
作り手インタビュー 手染メ屋 青木正明さん
完売商品



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